シミ・そばかす・くすみ

シミ、そばかす、くすみ

シミ、そばかす、くすみの違い

シミ、そばかすの原因は、表皮に沈着するメラニン色素です。
シミと一括りにしても、加齢にともないこれまで浴びた紫外線が皮膚に蓄積して表面化する「老人性色素斑」やニキビなどの炎症後の傷跡である「炎症後色素沈着」、ホルモンバランンスの乱れがある30〜40代の女性の顔に左右対称に発生する「肝斑」などがあり、ほとんどの場合それらが混在していることが多いです。
それに対して、くすみは新陳代謝の低下から起こる角質の溜まったもので、根本的に原因が異なります。
そばかすは多くの場合遺伝的要因があり、通常のシミより小さい斑点が鼻の周りや頬に出やすいという特徴があります。そしてシミと大きく違う点は、加齢とともに薄くなることです。
このように、シミ、そばかす、くすみには、それぞれの特性があるので、それに見合った対策をすることが大切です。
シミとそばかすに関しては、まずメラニン色素を増やす原因となる紫外線に当たらないことが重要です。外に出るときは、日傘や帽子、日焼け止めクリームなどで万全なUV対策を行いましょう。また日焼け止めクリームは何度も塗り直す必要が有ります。したがってお肌に負担の少ない日焼け止めを使うことが大切です。
ただし、太陽の光には、人間の体に必要なビタミンDを生成してくれる役割もあります。ですから日光を完全に遮断するとビタミンDが不足するというリスクが発生します。
そのため、1日5分でいいので、手のひらを太陽に当てましょう。なお、ビタミンDは、子どもや、閉経後の女性に不足しがちなので注意しましょう。

くすみは、角質の新陳代謝の低下から起こります。
お肌の角質は、本来は28日周期で新しいものができ、古い角質ははがれ落ちていきます。ところが、加齢などが原因で基礎代謝が低下すると、古い角質がはがれ落ちずに層になってしまいます。例えるなら、ラップが重なったような状態です。
くすみの予防は、角質を定期的にピーリングし、28日周期に近づけてあげることです。

治療法

できてしまったしみとそばかすの治療には、レーザー治療が効果的です。
しみの治療には、当院ではQスイッチルビーレーザーを用いています。
レーザー光が皮膚の中に沈着したメラニン色素に吸収され熱が発生し、メラニンを破壊します。破壊されたメラニンは老廃物として排出されます。それにより新しい皮膚があらわれます。レーザー後のやけど状態の皮膚は約2週間ほど肌色のテープでカバーし、肌を外からの刺激から守る必要が有ります。人によってはレーザーの炎症で肌が赤くなった跡が色素沈着になる場合がありますが、ほとんどが半年〜1年で通常の肌色に戻ります。照射後のケアも重要です。

また、フォトRFをもちいた光治療は小さなシミがたくさんある方や、そばかすの治療に向いています。レーザーとは異なり、ブロードバンドの光線をお肌に当てることで、シミだけでなく赤みの改善も期待でき、高周波の効果と相まってお肌の引き締め効果、ハリを取り戻す効果が見られます。定期的に照射を繰り返してシミの予防と、たるみの予防にもなる大人気の治療です。痛みは多少ありますが、皮膚に当てるハンドピースがしっかり冷却されていますので、我慢できないほどではありません。メラニンに反応するので治療の前後で紫外線をしっかりと防いでいただく必要があります。

一方、肝斑は30〜40代の女性や妊婦さん、ピルを飲んでいる人などに多く見られることから女性ホルモンのバランスが崩れてできるシミと言われています。
主な治療法としては、トラネキサム酸とビタミンCの内服、美白外用剤や化粧品の使用が一般的です。トラネキサム酸などの内服は最低1ヶ月経過以降より効果が見られることが多く、じっくり取り組んで内服を続ける必要があります。
しかし、肝斑とほかのシミが混在していることも多く、当院では肝斑の症状を悪化させないレーザー治療のレーザートーニングも行っております。
通常週に1回、5回を1クールで治療し、その後は肝斑の再発に合わせて照射を繰り返します。お顔全体で10分程度、頬のところのみで5分程度の照射時間で、痛みもほとんどない優しいレーザーです。
女性ホルモンはストレスによりバランスを崩すことから、十分な休養と睡眠をとり、バランスの良い食生活をして、ストレスをためないことが大切です。

紫外線から体を守ってくれるメラニン色素は、皮膚がんの発症を予防するなどの働きがあり、人体にはある程度必要なものです。しかし、それが過剰にできて表皮に溜まってしまったとき、しみになります。
予防としてはビタミンA、C、Eを体や皮膚にたくわえると、メラニン色素の生成と排出をコントロールしてくれ、しみやそばかすが悪化しにくくなる効果が期待できます。
またハイドロキノンという美白外用剤はメラニンの生成や黒化を阻害する作用があり、しみを薄くしたり予防するためにお勧めしています。
これらの治療は決して即効性があるものではありませんが、シミの元になるメラニン色素は毎日作り出されるので、それを抑制するには毎日のケアの継続が必要なのです。

くすみの治療法は、予防と同じく、角質を定期的にピーリングし、ターンオーバーを28日周期に近づけてあげることです。
お顔のピーリングでは、乳酸を使用して角質を溶かしていきます。施術後は、肌が白く、柔らかくなる実感を得られます。一時的に保湿力が落ちてしまうため、施術後は保湿を通常時よりもしっかりと行うことが大切です。デリケートな状態のときに顔をこすったり、洗顔のやりすぎでお肌を傷めたりすることのないよう注意しましょう。

また、体の基礎代謝能力を上げたり、血流を改善することも大切です。それには飲むサプリメントの他、当院では、新しいフィットネスマシンの「パワープレート」をお勧めしています。1回10分ほど利用するだけで、ジムでの1時間のトレーニングに相当するので効果抜群です。

年齢問わず治療が行えます。

治療に、年齢は関係ありません。
レーザー治療には痛みが伴うので、麻酔クリームの併用も可能です。Qスイッチルビーレーザは保険適応で茶あざの治療もできます。なるべく小さい頃に治療をしたほうが効果が出やすいとされています。

シミしわたるみなど、お肌の老化の原因の80%は、紫外線によるものです。加齢は原因の20%にしかなりません。お手入れ次第でお肌は若返り、老化を遅くしてくれます。それには、日々の努力が必要なことはいうまでもありません。
また、お肌の健康を保つ体内のビタミンAは、年齢とともに減っていくばかりですので、サプリメントでの体内への摂取や皮膚へ直接塗布を行うのがよいでしょう。

妊娠、出産後、予防について

しみやそばかすの原因となるメラニン色素は、その生成に女性ホルモンも影響します。そのため、妊娠期にはホルモンバランスの乱れなどが原因で、しみやそばかすが増えるケースがあります。
予防は、メラニン色素を生成する大元の原因となる、紫外線に当たらないこと。その上で、日焼け止めやビタミンC、Eなどの抗酸化物質をとるとよいでしょう。

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