院長ブログ

2018.07.26更新

夏になって、肌の露出が増えると、気になるこのお悩み。

 

医学的には毛孔性苔癬といったり、毛孔性角化症という症状で、

とくに思春期ころから症状が出始めます。

遺伝的な要因や肥満との関連が考えられており、

かゆみも痛みもないので、病気というよりは見た目で悩む方が多いです。

 

皮膚の構造的には、毛孔内に角栓が作られることで、周りの角層が押し上げられ、見た目にも触った感じもざらざらします。

二の腕以外には、背中やおしり、太ももに同じような症状がでることがあります。

 

とくに皮膚が乾燥していると黒く見えて目立ちますし、気にして丘疹を触っていると赤くなってニキビのように炎症を起こしたり、色素沈着を残したりするので、程度に応じて適切なケアが必要となります。

ただし、放置していても、年齢が進んで、30代に差し掛かる頃にはほとんどのケースで気にならなくなります。

 

角質ケアと保湿に処方するのが、角化症に効果のある以下の薬剤たち。

くすり

私は、さらりとした塗り心地で保湿も叶えてくれる、ケラチナミンコーワクリームを処方することが多いです。

角層は2週間くらいで生まれ変わるので、まずは2週間、こすったり引っ掻いたりしないよう、優しく塗り塗り。

頑張ってみてください。

 

それであまり効果がない場合、保険適応外ですが、ケミカルピーリングを行うといいでしょう。

当院では背中のグリコール酸ピーリングのみをメニューに載せていますが、ご相談に応じて各部位にも対応させていただきます。

 

ただ、10代や20代の若い人たちは、忙しくて定期的に通院するのも大変だったり、美容治療にお金をかけられない場合も多いですよね。

 

そんなときは、セルフケアでピーリング効果があるものをお勧めしています。

 

毛穴治療にエンビロン♪

 

ダーマラックローション(写真下右:高濃度の乳酸配合のローション。税込6,480円)とモイスチャーACEオイル(写真下左:ビタミンAとCとE配合のホホバオイル。税込8,640円)です。

 

ダーマラック

ダーマラックローションはとろみのあるローションで、毛穴のプツプツ以外に、肘や膝の黒ずみやかかとの角質をとるのにも使えます。

あと、知る人ぞ知る、ニキビ肌用のトーナーとしても定評のある商品。

エンビロンの製品を使うのに、トーナーは必ず欠かせないのですが、モイスチャートーナーよりもシークエンストーナーよりも乳酸の濃度が高いので、後につづく有効成分の浸透率が高まります。

それをこのお値段で買えるのはすごいと、常々思っています!

 

そしてモイスチャーACEオイルも、昨今流行りのオイル美容では人気が高い商品で、

伸びもよく、さらっと保湿が叶い、体はもちろんのこと、お顔にも使える高機能オイル。

配合されているビタミンAは酢酸レチノールなので、モイスチャークリーム3番を上回る強さなのに、A反応は出にくいので初エンビロンにもおすすめ、というのもイチオシの理由です。

毛穴を詰まらせないので、ニキビ治療に使ってもいいですよ。

 

この2アイテムは、エンビロン のインテンシブ(集中)シリーズ。

わたしも季節を問わず愛用しているアイテムたちです。

 

幅広く用途があるので、エンビロン を使ったことがない方もぜひどうぞ。

 

まずはボディのケアに使って、全身お肌をプルプル、ツヤツヤにしてみませんか?

 

(エンビロンはカウンセリング化粧品です。必ず取り扱い医療機関かサロンでお求めください。)

 

投稿者: 広島皮ふ科

2018.07.23更新

昨日も名古屋は39.5度をマークする猛暑日でした。

 

言っても仕方ないですけど、暑いもんは暑い。

熱中症の報道が盛んにされているのに、新しい犠牲者が後を絶ちません。

 

各々が体調に気をつけること、こまめな水分摂取と、陽に当たる時間をなるべく朝や夕方にずらすことなどで、無理せずに夏を過ごしたいものです。

 

そんなわけで、ここ最近はあせもで受診する患者さんが増えています。

 

多くは乳幼児。

 

子供は体表面積あたりの汗腺がおおく、皮膚が薄く弱いため、すぐにあせもができてしまいます。

自然に治るのも早いけど、すぐまたできてしまう。

さらに掻いてこじらせて、とびひになるケースもありますね。

汗ばんだ肌を黄色ブドウ球菌たちが簡単に広がって、あっというまにじくじくになってしまい、痛いやらかゆいやら。

ちゃんと治さないと、兄弟間でうつしあいっこになってしまい、ケアをするお母さんたちのエンドレスな苦労につながります。

 

小学生の背中のあせもは、毎日のランドセルが原因と思います、

夏休みに入って、やれやれといったところでしょうか。

 

成人にもあせもは当然でき、成人のあせもは乳幼児より治りにくいですね。

とくに背中にたくさんあせもが広がると、薬も塗りにくいし、ムズムズかゆくてイライラしてしまいます。

 

また汗をかくことで、首元やおなか、肘、膝のやわらかいところに汗かぶれを起こすことも多いです。

とくに洋服との摩擦や、首元などは髪の毛が触れて刺激になることがきっかけで、ひっかいて重症化してしまいます。

アトピー性皮膚炎の人たちは、夏場は汗による悪化が多いですね。

 

あせもや汗かぶれは、こまめに汗をふくことで予防できますが、拭く際にもなるべく濡れタオルなどでおさえるように拭くといいでしょう。

通気性のよい、吸汗速乾素材のインナーを利用するのも良いですね。

なるべく早く、皮膚の表面がさらっと乾いた状態にもどしてあげることが重要です。

 

胡蝶蘭

5月にいただいた胡蝶蘭が、今も元気に咲いています♪

もともと胡蝶蘭は熱帯のジャングルの高い木に着生して生育するので、日本の高温多湿な夏にぴったりなのでしょう。

元気がもらえそう??

 

投稿者: 広島皮ふ科

2018.07.22更新

7月14日にアラガンジャパンのテクニックシェアの提供を受け、

クリニックに東京から黒田愛美先生をお招きしました。

 

新しいJWコードは、顎のフェイスラインを整えるためのもので、

今までのMDコードを、さらに下顔面から補うように働きます。

 

jw

 

シャープな顎のラインと耳前部からのリフティング効果から、横から見た顎の輪郭デザインが叶うのです。

したがって、このJWコードは単独ではなく、今までのMDコードを行なった上で、追加で行う注入コードになります。

 

私も、美女医の黒田先生に指導していただいて、基本マスターしました♪

 

黒田先生

 

当院ではただいまヒアルロン酸注入のキャンペーンを実施中です。

 

お顔のたるみを自然なボリュームでリフトアップするヒアルロン酸注入。

今までに注入した方も、当院でさらに洗練されたフェイスラインを作るJWコードを体験できますよ。

この機会にぜひどうぞ!

 

黒田先生のブログ→→

黒田先生の7月14日のブログに登場させてもらいました♡

 

投稿者: 広島皮ふ科

2018.07.05更新

夏の涼をプールで。

多くの子供たちは、プールを楽しみに待っていますね。

蒸し暑い日本の夏をより快適に過ごすには、水遊びで体温を下げることがお役立ち。

そして、そのあと園児たちは、ほどよい疲れから、ことりと午睡の世界へ、、、。

 

この時期、われわれ皮膚科医の頭を悩ませるのが。

プールに入れるかどうかの皮膚感染症の扱いです。

 

アタマジラミ、とびひは、幼稚園や保育園の狭いプールで、膝下までの水で遊ぶ際、どうしても園児たちが接触する機会が増えるため、強い感染力となります。

 

しかし、水いぼとなると、話は別で。

もちろん接触することで人から人へ伝染する感染病ではありますが、

・潜伏期間が2週間〜数ヶ月で、治癒に時間がかかる(数ヶ月から数年)こと

・感染しても、症状が軽く済むか、重くなるかは個人差が大きいこと

・治療法が、ピンセットで皮膚ごとむしるという、傷を作り痛みを伴うものであること

・いつかは自然免疫を得て、症状が治癒にむかうこと

プールを禁止しても、あまり意味のある対策にはならないと思うのです。

その証拠に、水いぼは1年中どの季節でも発症しますし、悪化もします。

 

園の方針で、水いぼの子供はプール遊びができない、とされている場合もありますが、

医師が良いといえば、プール遊びが可能になるという園もあり、その対応は園によっても違います。

 

私個人では、痛みを伴う治療であり、なるべくとらずに経過を見たい、という甘い期待を持ちつつも、

水いぼが悪化するケースは、小さいお子さんや、もともと皮膚の弱いかたで。

したがって、水いぼが痒くて皮膚炎が悪化したり、とびひを伴ってしまったりという、水いぼに起因する困ったことが起こるため、必然的に取る選択肢を勧めることが多くなります。

毎日、お風呂などで子どもの皮膚をみている親御さんたちが、増えていく水いぼを見て心配になって、とって欲しいと頼まれる場合も結構あります。

 

結局のところは、親御さんとの意識疎通が重要だと思うのです。

自分のところでは取らないと頭から決めてしまう医院から、当院へ相談に来る親御さんとお会いするたび、治療をするかどうかを決めることは難しいと実感します。

全身に何百個もの水いぼがあるような場合は、治療の残酷さを説明し、子どもへのトラウマへの配慮から、とらずに様子を見ることを強くお勧めするのですが、

一度は納得されても、それでもやはりとってほしいと、後日再度おみえになることもあります。

なるべく治療の負担の少ないように、かつ通院回数が少なくてすむように願いながらしっかりと水いぼを取っても、すぐまた次々とでてきてしまう場合もあります。

一度水いぼ取りをすると、2度目の受診になると、医院の玄関をくぐる前から大泣きで、診察室に引きずって連れて来られる子どもたち。

おうちでも、親御さんが何度も言い聞かせて連れて来たのでしょう。

そうまでしてクリニックに連れてくる親御さんの辛い気持ちを推し量ると、なるべく早く治してあげたいと、私たちは思うのです。

 

水いぼはウイルス性の感染症なので、とくに風邪をひいたり免疫力が下がっているときは、一気に悪くなります。

ちびっこが、鼻水、咳き込みながら、大量の水いぼのお悩みで皮膚科を受診すると。

命に関わる病状ではないとはいえ、毎年この時期、頭を悩ませる事案です。 

Ohana

 

投稿者: 広島皮ふ科

ご予約・ご相談はお気軽に

一般皮膚科および美容皮膚科をお探しでしたら広島皮ふ科まで、まずはお気軽にお問い合わせください。

  • お気軽にお問い合わせ下さい 0587-24-1412
    contact_tel_sp.jpg
  • 24時間受け付けております WEB予約はこちらから
    24時間受け付けております WEB予約はこちらから